乃木坂46を一日一曲語る 2日目『左胸の勇気』
はい、どうも。「まじめにふまじめ」をモットーにやってます、いたがきです。
乃木坂46を一日一曲語る。2日目は2012年2月22日にリリースされた1stシングル『ぐるぐるカーテン』の全タイプに収録されている『左胸の勇気』です。
(2020年4月19日追記)この記事を加筆修正してnoteに投稿しました。今後はnoteにて投稿を続けますので、よろしければフォローお願いします。
今日のこばなし ーTender Daysな喫茶店ー
昨日はちょっとしたミッションを遂行してきました。手順はこうです。
①入ったことのない喫茶店に単独で入店する。
②コードネーム:レイコー(アイスコーヒー)とコードネーム:青春の味(ナポリタン)を注文する。
③お会計のときに「ここでバイトしたいです」と伝える。
あえて言わせてもらうと、僕はかなりの人見知りです。店の前に来たときにはもう心臓バクバクでしたが、どうしても喫茶店でバイトしたいというあこがれがあって、掌を左の胸に押し当て勇気を出してドアを開けました。
結果から言うと、残念ながらバイトは断られてしまいました。しかしながら、「この店をオープンするまでの経緯」や「喫茶店の将来性」などについてマスターがいろんな話をしてくれました。結婚し、子供を育てながら現実的なおカネの問題ときちんと向き合って32年間お店を守り抜いてきたとても聡明な方で、本当に有意義な時間が過ごせました。
最後は「また来ます」なんて粋of粋なことを言って店を出ました(笑)THE・喫茶店のすごくいい雰囲気です。もう常連客になってしまいたいよ。グフフッ
『左胸の勇気』を語る
最古のアンダー曲と位置づけられており、センターを務めるのは2015年にグループを卒業し、今年6月3日に第一子が誕生した畠中清羅。
一番のサビの前半部分です。
君の掌を
胸の上
さあそっと押し当てて
脈を打つその鼓動
しっかり感じろよ
-出典:『左胸の勇気』/作詞:秋元 康 作曲:小内 喜文
この歌詞を「さあ、君の掌(てのひら)を私の胸に押し当てるのだ!そして、感じろ!これが私の鼓動だ!!」という意味だと勘違いしていたのが過去の僕です。「何よこれ、スポ根?それともセクハラ?いや状況的にはパワハラ?もしかして波紋使い!?」と迷走しながら国公立大の二次試験を受けに行ったのは今でも覚えています。
まあ真相はいたって簡単で、この曲は『スカパー!Jリーグ2012』の公式応援ソングとして書き下ろされたものです。つまり、左胸に手を当てるってのは国歌斉唱のときにサッカー選手がよくやってるアレのことですね。
全体的に、歌っている〈わたし〉から聞いている〈君〉への特にストーリー性のない応援歌なので、歌詞はあまり面白みが無いように感じてしまいます。ただ、
失敗なんかは
数えなくていい
立ち上がる回数
あきらめるな
-出典:『左胸の勇気』/作詞:秋元 康 作曲:小内 喜文
という歌詞は、ストレートな言葉を使いつつ、歌詞と歌詞の間にこの曲を聞いた人が意味を補うことで埋まる程度の余白が作られている気がして、すごいなあと思います。「立ち上がる回数あきらめるな」だけだと微妙に意味が通らなくないですか?
あと、乃木フェスの『左胸の勇気』は間奏がなんか叩いてて気持ちいい。
おわりに
この曲をよ~く聴くと、ドックンドックンっていう鼓動が聞こえてきます。
国歌斉唱のときに胸に手を当てるのはアメリカ合衆国の習慣だそうです。
しょうもないうんちくでシケた空気になったところで、では、また明日。