乃木坂46を一日一曲語る 18日目『海流の島よ』
はい、どうも。「まじめにふまじめ」をモットーにやってます、いたがきです。
乃木坂46を一日一曲語る。18日目は『海流の島よ』です。
(2020年5月7日追記)この記事を加筆修正してnoteに投稿しました。今後はnoteにて投稿を続けますので、よろしければフォローお願いします。
今日のこばなし -『ホットギミック ガールミーツボーイ』-
遅ればせながら、『ホットギミック ガールミーツボーイ』を観ました。
最初はなんか尖った作品で、僕には理解できないかなと不安でした。しかし、だんだんその映画のリズムに慣れてくると、どうやら理解できないことが正解らしいと思うようになりました。
監督の山戸結希はこの作品で、言語化しようとすると消えてしまうような青春の感覚を、音と色と光で表現しようとしたのではないでしょうか。
「初恋は過去形にならないんだね」
とても印象に残った台詞があります。
「初恋は過去形にならないんだね」
この台詞について感じたことを上映終了後にすぐメモしていました。
2回目からの恋は、初恋と照らし合わせる。
その概念に「恋」という名前をつけるまで、それは瞬間の切り貼りのようなもの。-僕のメモ帳より引用
読み返すと、自分でもわかるようなわからないような感想ですが、それもまたこの映画らしい表現だと思いました。
もう一回観たくなる映画でした。特に清水尋也演じる橘亮輝がクセになります。清水くんは映画『ちはやふる』とかドラマ『電影少女』にも出ていて、前々から気になる俳優でした。今回も最高の演技でした。
新時代の青春恋愛映画誕生。 映画『ホットギミック ガールミーツボーイ』本予告/6月28日(金)公開
『海流の島よ』ってどんな曲?
『海流の島よ』は2012年8月22日にリリースされた乃木坂46の3rdシングル『走れ!bicycle』の通常盤に収録されています。
歌唱メンバー
歌唱メンバーは、安藤美雲、川後陽菜、齋藤飛鳥、中元日芽香、畠中清羅、樋口日奈、和田まあやの7人です。
センター
センターは飛鳥ちゃん(齋藤飛鳥)です。
曲調
南国を感じさせるサウンドの中にどこか切なさがある曲です。
歌詞
MV(ミュージックビデオ)
この曲のMVは制作されていません。
『海流の島よ』を語る
情景が鮮明に浮かぶ歌詞です。手紙を入れたビンを遠い異国の誰かに届くと信じて海に流すという、銀魂でもやってたやつですね。(伝われ)
そもそも「海流」って何でしょうか。Wikipediaでは次のように説明されています。
海流(かいりゅう)は、地球規模でおきる海水の水平方向の流れの総称。似た現象に潮汐による潮汐流(潮流とも)があるが、潮汐流は時間の経過に伴って流れが変化し、短い周期性を持つ。海流はほぼ一定方向に長時間流れる。
-引用元:Wikipedia
つまり「海流の島」というのは、手紙を入れて海に流したビンが海流に乗ってたどり着く島ってことでしょうね。で、「海流」を調べて思ったんですけど、以下の歌詞をご覧ください。
海流の島よ
潮の変わり目に
迷うことが何回あっただろう
- 出典:『海流の島よ』/ 作詞:秋元康 作曲:Akira Sunset
海流は流れが変わらないので、本当は「潮の変わり目に迷う」ことはないんですよね。僕の解釈が間違っているのか、秋元康が海流と潮流をごっちゃにしてしまったのかは本人に聞いてみないと何とも言えませんが、松田聖子が『赤いスイートピー』を歌った時にはまだ赤いスイートピーは存在しなかったなんて逸話もあるので、「『海流』の島」という言葉のインパクトを優先したのかもしれません。
ちゃんと曲の話もします。「遠い異国の地で流した...」から始まるBメロがとっても好きです。南の島の陽気な感じだけでなく、セピアがかった切ない感じも表現されています。
ホットギミック?
『海流の島よ』という曲は情景がはっきりしている分、何を伝えたいのかがわかりづらい気もします。人生を比喩的に表現しているのかもしれないし、セピアがかった島の風景に思いを馳せた歌なのかもしれません。聞き手の想像におまかせしますって感じです。わかるようなわかんないような歌詞ですが、それもまた秋元康らしい表現だと思います。あれ?さっきも似たようなこと言った気がする...
おわりに
映画といえば先日、『あさひなぐ』を観ました。感想は、『あさひなぐ』と朝日奈央って響きが似てるなぁ、以上です。
「なんか訳わかんないこと言ってるヤツがいるぞ」でも「なんかコイツ面白くない?」でもいいのでぜひこの記事をSNSでシェアしてください!切なる願いです。
では、また明日。 stay tuned!